古賀ゴルフ・クラブ

最終更新日: 2023/10/23

古賀ゴルフ・クラブの画像
名匠上田治による設計を大切にした歴史あるゴルフ場

昭和28年に開業
60年以上の歴史

前進のゴルフ場
大正時代にオープン

メンバーズルームあり
ゆっくり語らいを楽しめる

アゴが高いバンカー
難度の高いバンカーを設置

古賀ゴルフ・クラブは昭和28年、福岡県古賀市に誕生した海に面するゴルフ場です。

昭和31年に上田治によって設計・監修され、現在は床構造のサンド化や高麗からベントへの変更など、愛弟子の鈴木正一が受け継いでいます。18個あるホールはそれぞれ異なる特徴を持っており、初心者から上級者まで楽しむことができるでしょう。

今回は、そんな古賀ゴルフ・クラブの魅力や特徴を詳しく紹介します。シーサイドコースをお探しの方は、ぜひ参考になさってください。

古賀ゴルフ・クラブの特徴①2度の誕生と増設で進化するゴルフ場

古賀ゴルフ・クラブの画像2
古賀ゴルフ・クラブは、昭和28年に開業してから約60年以上もの歴史を誇っています。開業前は「大保ゴルフ場」として大正15年5月9日に9ホールでスタートしました。

当時から日本プロゴルフ選手権が行われており、九州では「雲仙ゴルフ場」に次いで古いゴルフ場として知られていますが、昭和19年にいったん幕を下ろし、そのあとふたたび開業することとなりました。

昭和28年に誕生

本格的なゴルフ場として誕生したのは、昭和28年になります。再び9ホールでオープンし、日本ゴルフ協会や関西ゴルフ連盟に加盟するなど、正式なゴルフ場としてスタートしました。

現在の18ホールになったのは昭和31年以降です。コース設計の名匠である上田治監修によって、同年12月に新しい古賀ゴルフ・クラブとして生まれ変わりました。玄海灘から吹く風と白砂青松の地に根差し、地元のゴルフ好きに愛されています。

増設と改修

時間の経過や環境の変化などによって変形したコースを調整するため、時代に先駆けたコースの改修が平成6年10月に行われました。工事は約2年間かけて行われ、平成8年9月に完了。その後、九州で初となる「日本オープンゴルフ選手権」が開催され、6年ぶりに優勝スコアがオーバーパーになったと話題になりました。

しかし改修から約10年、グリーン発育不足や病気がきっかけでUSGA方式へと変更、さらに前回行われなかった排水まわりの全面的な改修も行われています。またディグランドの増設やクラブハウスの竣工など、誕生から長い歳月を経て最新の状態へと変貌を遂げました。

ちなみにグリーンに関しては、平成23年8月よりバミューダグリーンの使用も開始しています。

古賀ゴルフ・クラブの特徴②上田治監修の魅力的なコースをベースにクオリティアップを継続

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古賀ゴルフ・クラブは、昭和31年から上田治監修のもと、コース設計されています。9ホールから18ホールに改造された新しいコースは、上田治が戦後最初に設計した作品としても有名です。

コース設計

現在も、上田治の設計を大切にしながら改修を行っています。平成6年の改修では設計・監修を愛弟子である鈴木正一が担当しており、グリーンをサンド化したり、高麗からベントに替えたりなど、時代に沿って手が加えられているのが特徴でしょう。

グリーン・バンカー

古賀ゴルフ・クラブは、ベントグリーンとバミューダグリーンの2種類を使用しています。ベントグリーンは上田治らしい「砲台グリーン」で、どちらも戦略性の高さを楽しむことができるでしょう。

バンカーはグリーン周りにプレッシャーをかけており、いずれもアゴが高く難易度の高さがうかがえます。

個性豊かな18ホール

No.1は玄海灘に向かってストレートに伸びているのが特徴です。左側には3連バンカーがあるため、1打目はまっすぐ思い切って打つように設計されています。午前と午後で風向きが変わるので戦略性が求められるでしょう。

No.2は比較的短い反面、2打目になると海風のアゲンストになりやすいホールです。

No.3はアウトコースの中ではもっとも短いホールになります。正確なティーショットとアプローチショットが求められるでしょう。

No.4は右側の松林がO.B.になり、ウォーターハザードや下り斜面などがあるのが特徴です。No.5はティーグラウンド前に大きな池が広がっており、緩やかな下りが印象的な短いホールになります。

No.6はブラインドホールになっています。前方は小高い丘になっているため、ロングヒッターには少々難易度が高く感じるでしょう。

No.7は、ホールの中で一番長いのが特徴になります。アップダウンもあるため難しく、ティの左前にはウォーターハザードもあります。

No.8は距離の長いパー3で、アプローチゾーンがかなり広くなっています。

No.9は広めに設計されていますが、両サイドのクロスバンカーによってフェアウェイが狭く感じるでしょう。

No.10はNo.1に並行するように、左ドッグレッグのパー4になります。No.11はティから見るとグリーンが高くなっているので、打ち上げが難しくテクニックが要求されます。

No.12は海沿いにあるのが特徴です。比較的ストレートになっているので、正確なショットが求められるでしょう。

No.13は右ドッグレッグのパー4、No.14は左ドッグレッグのロングホールになります。

No.15は比較的短いパー3なのでワンオンが容易く、No.16は一見するとストレートに見えますが、左バンカーに注意が必要です。No.17は180ヤード付近の左右にバンカーがある難易度の高いホールになります。

No.18は緩やかに右ドッグレッグしているため、正確なショットが求められるでしょう。
ロングヒッターはバンカー越えを狙うのがポイントです。

古賀ゴルフ・クラブの特徴③優雅なひとときを過ごせるラグジュアリーな空間でリラックス

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自然豊かな18ホールに加え、優雅な時間を過ごせるクラブハウスやレストラン、メンバーズルームなどさまざまな施設があります。

温もりのある空間

クラブハウスは2015年に新築され、旧クラブハウスの壁をそのまま使用した木の温もりを感じる空間になっています。家族や友達、恋人と一緒に過ごすのに最適でしょう。

天井が高く設計されたレストランは開放感があり、間接照明が落ち着いた雰囲気を演出してくれます。旬の食材を使った和洋の料理をはじめ、自家製プリンなどデザートも堪能できます。

各ルーム

メンバーズルームとエグゼクティブルームの2種類あります。

メンバーズルームは古賀ゴルフ・クラブの会員のみ利用できる部屋で、平日と土曜日は同伴ゲストの利用も可能です。大きな窓からは自然豊かな景色を一望できるでしょう。

エグゼクティブルームは、クラブハウスの一番奥にあります。少し離れた場所にあるため、プライベート感があり静かな時間を過ごすことができます。

まずは問い合わせてみよう!

古賀ゴルフ・クラブは、福岡県の広大な土地にあるゴルフ場です。前身となったのは福岡県で最初のゴルフ場といわれている「大保ゴルフ場」であるため、老舗といっても差し支えないでしょう。

上田治監修のコース設計は今もなお受け継がれていますが、愛弟子の鈴木正一によって時代に合わせたゴルフ場へと、少しずつ改良も加えられているので、現代でも充実したプレーができます。

古賀ゴルフ・クラブについて、ほかにも気になることがあれば、電話やFAXなどで問い合わせてみてください。

古賀ゴルフ・クラブに寄せられた口コミ・評判

施設はとてもキレイ

砲台グリーンの周りにバンカーが待ち構える難しいコースでした。
施設はとてもキレイで1日40組しか入れないらしく、あまり混雑しないようです。

引用元:https://www.google.com/

古賀ゴルフ・クラブは昭和28年開業、60年以上の歴史を持つゴルフ場です。長年の間多くの利用者から愛されています。

古賀ゴルフ・クラブのコースは全面グリーンで、ペントグリーン、バミューダグリーンの2種類のグリーンになっています。どちらも戦略性が高いコースとなっているので、ぜひ挑戦してみてください。

何度でもチャレンジしたくなるコース

名門の名に恥じぬ素晴らしいコースでした。
レギュラーティーで6000ヤードと聞いた時は短く感じましたが、海風強く、イン、アウトでホールの東西南北が絶妙に配置されています。
グリーンのコンパクションも固く、グリーンも早く小さく砲台で、何度でもチャレンジしたくなるコースです。

引用元:https://www.google.com/

古賀ゴルフ・クラブは、昭和31年にコース設計の権威・上田治氏が設計したコースとなっています。時代にあった改修をおこないながら、今日まで名門コースとして多くの人に愛されてきました。 公式サイトからはパノラマVRビューでコースの全景を360°見ることができます。気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

古賀ゴルフ・クラブの基本情報

コースの特徴

グリーンの床構造をサンド化し、レギュラーグリーンを高麗からベントに替えて、全面ベントグリーンとした。アゴが高く、グリーン周りにプレッシャーをかけたバンカーなどを設置。

設備

クラブハウス、レストラン、メンバーズルーム、エグゼクティブルーム など

会員特典

・優待価格で利用可能
・メンバーズルームが利用可能

アクセス

九州自動車道 古賀ICから4km

MAP

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